富原中学校第46期生となる85名の皆さん、ようこそ富原中学校へ。
来賓の方々、在校生も一緒に皆さんの入学を祝うことができました。
また、校歌をみんなで歌えたこともじーんとくる場面の一つでした。
さて、校長先生から次のようなお話がありました。
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これから本校で生活をはじめる皆さんへ、大切にして欲しいことを三つおはなしします。
一つ目は、「自分を大切にする」ということです。
中学校時代は皆さんが大人になるための準備をする時期です。自分自身を大切にすると言うことは、言い換えれば、「自分で自分をコントロールする」「自分自身に厳しくあれ」ということです。
遊びたいときに遊ぶ、やらなければならないことを後回しにして、やりたいことだけをやっていたら、成長も後回しになります。
誘惑に負けないで頑張ってみること。勉強や部活動に一生懸命になること。自分自身を鍛えようとすること。結果はともかく、その過程が大人になるための準備です。しっかりと行ってください。十年後二十年後の自分のために、今の自分自身に厳しくあってください。
二つ目は、「友達を大切にする」ということです。
中学校時代の三年間で得た友人が「一生の友人」「生涯の友」となることは珍しいことではありません。友達の喜びを自分の喜びとし、友達の悲しみを自分の悲しみとすることできる人になってください。そのためにも常に「思いやりの心」を持ち続けてください。相手の立場でものを考えられる人になってください。自分のことばかりを優先し、他人や周りのことを考えられない人は、友達がはなれていきます。中学校でもたくさんの友達ができるように、相手の立場を大切にした行動を期待しています。
三つ目は「授業を大切にする」ということです。中学校では、一時間の授業は五十分です。皆さんは、毎日五・六時間の授業を受けます。一週間で約三十時間、一年で千時間以上、卒業するまでに三千時間を越える授業を受けることになります。授業は学校の中心です。どうでもいい授業など、この富原中学校には一時間もありません。授業はみんなでつくるものです。好きか嫌いか、得意か苦手かで手加減するのではなく、限られた授業、一時間、一時間を充実した時間にするよう努力してください。
(ここまで)====
来週は対面式から始まります。
部活動も始まります。
いいスタートを切りたいですね。
保護者の皆様、このたびはお子様のご入学おめでとうございます。
入学に際し、不安なこともまだまだあろうかと思いますが、遠慮なく中学校までお問い合わせください。