釧路町立富原中学校

全校朝会、行事報告会

本日は全校朝会が行われました。

校長先生からは「レッテルをはがし、今のその人を見つめてみよう」というお話がありました。
以下がその内容です。
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さて、最近は暑い日が多くなってきました。皆さんの服装は、制服かジャージかを、TPOに応じて自己決定することになっていますね。その判断基準は何でしょうか。適切な自己決定をするためには、気温、その日の授業など、いろいろな情報を多面的・多角的に考えることが大切です。そして、その情報は、常に最新のものでなくては適切な判断ができませんよね。

それは、人間関係でも同じだと思います。皆さんは、人と接するときにも、様々な自己決定をしていると思います。仲間と接するときに、「この人はこういう人だから」という思い込みによって接することはないでしょうか。それを「レッテルを貼る」と言います。

人はすこしずつですが確実に成長します。昨日の自分と同じではありません。とくに皆さんの年齢は、その成長が早いです。ただし、古いレッテルを貼ったままでは、その人の成長を正しく見ることが難しくなります。とくに、幼いときから一緒にいたり、常に一緒にいたりすると、その人の成長をを正しく見ることがさらに難しくなります。

仲間だけでなく、人と接するときには、レッテルという思い込みを一旦剥がし、多面的・多角的に今のその人を見つめるようにしたいものです。それがその人の良さを発見する近道なのだと思います。
多くの人と、仲間として、より適切な関係を築いてほしいと心から願っています。
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朝会の後半は、1年生「防災遠足」、2年生「宿泊研修」、3年生「修学旅行」の報告がありました。
どの学年も学年行事をひとつ終え、集団としての成長や課題を感じたことと思います。
次は体育祭ですね。