本日22日(金)より、第2学期が始まりました。
始業式の校長先生のお話を紹介します。
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今日から2学期が始まりました。こうして皆さんの元気な姿を見ることができ、何より嬉しいです。29日間の夏休みは充実したものになりましたか。
さて、1学期終業式を行った7月23日には、釧路地方に「熱中症警戒アラート」が発令されました。アラートは翌24日まで続き、3日連続で30℃を超える日が続くこととなりました。また、7月30日には、カムチャッカ半島沖で地震が発生し、釧路町に津波警報が発令されました。さらに、8月5日には、大雨警報が発表され、多くの道路が冠水しました。まさに、災害は、いつ、どこで発生するかわからないということを再認識した夏休みとなりました。今後も、災害に対して心・体・物の準備をしておく必要があります。
また、7月30日の津波警報が発令されたとき、避難所である富原中には、たくさんの方が避難してこられました。その中には、皆さん中学生もたくさんいました。
そのとき、皆さんが、町の方や本校教職員と共に、避難所運営の準備に大変積極的に協力している姿を観ることができました。みなさんにとって学校は普段生活している慣れた場所とはいえ、なかなかできることではありません。皆さんは、自ら進んで避難スペースとなる教室に椅子を配置したり、配付する物品を運んだりと、実に素晴らしい姿を見せてくれました。
災害という、決して望ましくない状況の中ではありましたが、皆さんの姿はとても素敵なものでした。
今日から始まる2学期にも、皆さんの素敵な姿をたくさんみせてほしいと願っています。ぜひ、新たな気持ちで2学期の学校生活に臨んでください。
そして、自分自身で自分を磨いてほしいと思っています。自分を磨くためには、過去を見つめること。創りたい未来を・なりたい自分を明確にイメージすること。そして人との関わりの中で自分を磨くこと。が大切です。
摩擦がなければ玉は磨かれません。大いに人と関わってください。互いに尊重しながら関わってください。それが自分を磨くことにつながり、あなたの大きな財産になるはずです。
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夏休みの家庭生活の中で、お子様の様子はいかがでしたでしょうか。
学校はこのあと、富中祭に向けた取り組み、3年生は進路実現に向けた生活、1・2年生は後期からの代替えと中身の濃い学期になります。
家庭生活や環境の変化、気になる様子など相談したいことがありましたらお知らせください。
また、HPにも掲載してありますが、悩みや相談事は学校以外にも様々な相談窓口がありますのでご活用ください。